Apple の Wireless Keyboard が壊れました。まだ2年くらいしか使っていないはずなのに。「e」のキートップが、若干ずれて、eが入力しにくくなりました。押してもeが入らないこともしばしば。プログラムを書くのでもメールを書くのでもストレスを感じます。

そこで、1999年に買って以来ずっと使っている、初代 Happy Hacking Keyboard を引っ張り出してきました。Wireless Keyboard を買う前までは、これを使っていたのです。会社用に1台、そして自宅用に1台買ったので、手元に2台あります。

10年以上、毎日のように使っていても、ガタひとつありません。久しぶりにキーをたたいたら、気持ちよすぎて自然と笑みがこぼれました。ああ、これだよ、これ。

初代HHKはPS/2なので、今の Mac にはつながりません。そこで、サンワサプライの PS/2 → USB変換ケーブル USB-CVPS1 を買ってきました。それに、HHKPS2USBDriver for Snow Leopardを組み合わせて使います。

さらにKeyRemap4MacBookを組み合わせて、左右のコマンドキーで日本語モードと英数モードを切り替えられるようにした上で、さらに、Deleteキーが Forward Delete と認識されていたので、Forward Delete → Delete のマッピングをしたところ、超快適なキーボード環境ができあがりました。

本当は、USB変換アダプターではなくて Happy Hacking Keyboard を秋葉原のヨドバシに買いに出かけたのですが、最上位の Type-S は置いておらず、展示してあった HHK Professional 2 もイマイチでした。展示品だけの問題かはわかりませんが、キーの音がうるさかったんですよね。特に英語配列の長いスペースバー。

でも千円ちょっとの投資で最高の MacBook Air 作業用キーボード環境ができたので、HHK Pro2 が好みに合わなくて、結果としてよかったです。

もともと Apple の Wireless Keyboard と Wireless Trackpad はバッテリー消費が激しくて、いつか捨ててやろうと思っていたのです。見栄えは格好いいのですが、週に一度以上は電池交換している気がします。エネループを使っているとはいえ、手間がかかって仕方ありません。これらは見かけ倒しの失敗作です。おすすめできません。