組織のなかの3種類の人たち
組織のなかには3種類の人がいる。
- スペシャリスト
- ジェネラリスト
- 特色を出さないよう心がけている人
<p>スペシャリストは、ある分野における自分の市場価値をもって居場所を確保する。この人たちは、自分の分野はここ、と決めているので、組織全体からみると融通がきかない。その仕事はいいから、こっちをやって、と言われても、自分の分野からは、なかなか離れられない。</p>
<p>ジェネラリストは、組織のなかをうまく立ち回ることで居場所を確保する。この人たちは、組織のなかで生き延びる能力に長ける。自分の分野はもたないので、なんでもやる。上司からみると、とても使いやすい。もちろん、ジェネラリストのスペシャリスト、みたいな人たちがいてもいい。アメリカでは一般的な、CEOとして会社を渡り歩く人は、この部類に入る。経営、組織運営のスペシャリスト。</p>
<p>ジェネラリストがスペシャリストたちをうまくつなげることができれば、うまく回る。</p>