刑事さんが訪ねてきた
今日の午前、自分の部屋に、神奈川の○○署の刑事さんが訪ねてきました。警察手帳を開いてみせて、名乗って。おお、これってドラマで観るやつじゃん!
でも、現実味がなかったので「本当に刑事さんですか?」と聞きました。そうしたら、もう一回警察手帳を開いて見せてくれる。それでも怪しいので「これ本物ですか?」と聞くと、「うーん、困ったな、どうすれば信じてもらえるかな。。」と嘆くので、まずは話だけでも聞く事にしました。
すると聞き覚えのある固有名詞が。どうやら僕が半年ほど前に関わった三国間の国際取引の一つがトラブっているようです。僕のクライアントがヨーロッパにいて、そのクライアントのさらにクライアントが東南アジアにいて、そこが日本の別の業者と取引をしていています。この最後の2業者間で問題が起きている、と。
詐欺の可能性を視野にいれて捜査しているらしいのですが、金額が数万円と小額なのに相手が海外なので、刑事さんもあまり身が入らない様子でした。とりあえず僕の方は、伝票やメールのコピーなど、すぐに出せるものを出しておきました。
決済手段として Paypal を利用していました。しかし刑事さんは、Paypalが相手にしてくれない、情報を出してくれないと不満を述べていました。電話をすると日本語の怪しいスタッフが出て話が通じず、上司を出してくれと言うと上司も外国人で、日本の警察への対応が冷たい、と。
小額の犯罪って、国をまたぐとなかなか捕まらないものなんだなあと思いました。インターネットの発展と国際的な法整備のギャップのように、スキマを見つける能力を磨きたいです。いえ、犯罪はやらないけど。